FIREという言葉に惹かれながら、「働かなければ廃人になりそう」とも思っている。そんな矛盾した話を正直に書いてみます。
FIREを知ったのは、コロナ禍のYouTubeでした
FIREという概念を知ったのはコロナ禍のころです。きっかけはいくつかありますが、一番大きかったのはリベラルアーツ大学(両学長)のYouTubeでした。外出できない時期にずっと見ていて、そこから本を読み、投資を本格的に学んでいった感じです。
そもそも投資を始めたきっかけは桐谷さんでしたが(その話はこちら)、FIREという概念はもう少し後に出会いました。配当金や優待で生活する、という発想が「夢みたいな話だな」と素直に思いました。
FIREや投資に関連して読んだ本(どれも面白かったです)
- シンFIRE論——経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法
- FIREを目指せ——最強の人生向上術
- JUST KEEP BUYING——自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
- サイコロジー・オブ・マネー
- 金持ち父さん貧乏父さん
- ほったらかし投資術
- つみたて投資の終わり方
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
- DIE WITH ZERO
※読んだ時期はそれぞれ異なりますが、FIREや資産形成を考える上で参考になった本をまとめています。
医師でもFIREが必要な理由
「医師なのになぜFIREが必要なの?」と思う方もいるかもしれません。
でも大事なのは収入の高さより貯蓄率だということは、勉強すればするほどよくわかってきます。高年収でも使い果たしていれば資産は増えませんし、現金だけ持っていてもインフレには勝てない。医師であることは、FIREを目指す動機を消す理由にはならないと思っています。
それに、仕事がしんどいのは医師も同じです。やりがいはあっても、大変なことは多い。「この仕事をしなくて済むなら」と思う瞬間が全くないかと言えば、嘘になります笑。
でも正直、「RE(早期リタイヤ)」は怖い
FIREのFI(経済的自立)とRE(早期リタイヤ)、どちらに比重を置くかと言えば、自分は圧倒的にFIの方です。
REに憧れがないわけではありません。ただ、仕事がなくなったら廃人になりそうな気がしていて笑。何のために生きているかわからなくなりそう、というのが正直なところです。
学生のころは気軽に遊べる友人がたくさんいましたが、社会人になるとそういう関係は少なくなりました。自分から外に繰り出すタイプでもないので笑、仕事という社会的なつながりがなくなると時間を持て余しそうだな、とリアルに想像してしまいます。
医師として社会の役に立てる仕事を続けたいという気持ちも根本にあります。だからREより、FIの状態で仕事を続けることが今の理想に近いです。
FIを目指す理由は、選択肢を増やすため
FIを目指すのは「働きたくないから」ではなく、「お金で選択肢を狭めたくないから」です。
外食、旅行、趣味のもの、仕事に関連する道具。ためらいなくグレードアップできること。子供が生まれてからは、ベビーカーなどの育児グッズも「良いものをためらわず買えるか」が結構気になるようになりました笑。赤ちゃん用品って高いんですよね。
固定費はなるべく増やさない。でもワクワクする出費はためらわない。そのバランスを保てる状態がFIだと思っています。
医師として働く上でも、FIの状態は重要だと感じています。診療の判断基準にお金を持ち込みたくない。アコギな職場を選ばなくて済む心の余裕を持ちたい。その話は前の記事にも書いたとおりです。
10年後の自分に望むこと
抽象的ですが、「いろんな要素で自分が選択できる状態」でいたいというのが理想です。仕事、健康、お金、空間、旅行、食事、家族と一緒にいる時間。これらの制約がなく、自分で決められる状態。
仕事に関しては、アコギなことはせず、患者さんのためになる医療を続けたい。そのために金銭的な制約を減らす投資は、これからも続けていくつもりです笑。
縛られていることへの不満をつらつら書いてしまいましたが、全体としては今の生活に満足しています笑。FIREに興味があるのは、不満からではなく、もっと自由になりたいという前向きな気持ちからだと思っています。
次回は、ロードスター990Sを買って3年経った話を書こうと思っています。後悔はあるか、正直に書きます。

